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LLGディベート同好会
2024年
2024.12.13
12月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、外国人観光客の入場料を割り増しすべきである。是か非か」
参加者:8名(1名観戦)
12月の例会は、「外国人観光客の入場料割増」で試合を行いました。今回は試合には7名の参加があり肯定否定共に3名と審判1名での試合です。チーム分けは、肯定側は社会人3名に否定側は小学生2名と社会人1名でした。
立論は、肯定側のM1「オーバーツーリズムの解消」で、割増入場料金に妥当性があることの説明が中心となりました。M2「収益の向上」では、観光施設は収益が上がることで施設の質が向上し、ひいては観光に貢献する。
否定側はD「外国人観光客の減少」で、外国人を差別することで、日本に対する評判が下がり、近隣国との競争力が低下し、外国人観光客が減少する。観光は大変大きな産業であり、観光客の減少は深刻な影響を及ぼす。
質疑では、M1に対する応答で「観光客は減少しない」の発言が仕合に影響を与えました。
反駁では、肯定側からは、外国人観光客が減っても日本人観光客が増加して全体の客数は減らないとの議論をもとに試合は進みました。
結果は、M1は、自ら観光客数は減少しないと主張する中では評価は難しい。M2とDを比較すると割増対象施設の収益増と観光産業全体への影響を比べるとDの影響が大きいと考えられ否定側の勝利となりました。
試合後は忘年会として、お蕎麦屋さんで美味しく食べて楽しく話が出来ました。
1月例会の論題は「16歳未満SNS禁止」としました。オーストラリア議会は、16歳未満の子どもがSNSを利用することを禁止する法案を可決しました。日本で同様の法律ができればどのような影響がでるのでしょうか。既に社会に浸透したSNSを禁止することは可能でしょうか。
身近な話題です。ネットなどで少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
2024.11.8
11月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は日本語と英語を公用語とするべきである。是か非か」
参加者:9名
11月の例会は、「英語公用語」で試合を行いました。今回は9名の参加があり肯定否定共に4名と審判1名での試合で、チーム分けは、各チームが社会人3名と小学生1名となりました。
立論は、肯定側のM1「在留外国人が過ごしやすくなる」で、職場が変わり英語での仕事がしやすくなる。資格試験が英語で受験でき、在留外国人が看護や介護の資格を取りやすくなる。M2「外国人観光客に良い」外国人の公共交通機関の利用が分かりやすくなる。結果として、互いの文化を理解し、直接話が出来ることでトラブルも解消できる。
否定側はD1「日本人の海外流失」日本は先進諸国の中で賃金が低い。今は言葉が壁になっているが英語が公用語となると能力の高い人材は海外に流失して、国内で人材の質の低下が起こり、スラム化していく。D2「公用語の普及にお金と時間が掛る」現在8年間英語を学習しても7%しか英語が話せないと言われている。公用語化のために現在以上のお金や時間を掛けても単一民族の日本人には効果が期待できず、お金や時間が無駄になります。
質疑は、かみ合った質疑が出来たと思います。特に否定側立論に対する質疑ではD1とD2が両立するか良い質問があり、回答も良く出来ていました。
反駁では、否定側はM2に対しては、現在の公共交通機関での英語表記や外国人観光局の国別の割合を示し、十分な反論が出来ました。肯定側はM1に反論が無かった点を指摘し、全体にバランスよく反論しました。
結果は、M1がある程度残り、D1はD2との関係でも大きく評価しずらく、肯定側の勝利となりました。
試合後はお蕎麦屋さんで美味しく食べて楽しく話が出来ました。
12月例会の論題は「日本は、外国人観光客の入場料を割り増しすべきである」としました。オーバーツーリズム(観光公害)への対策になるとの意見もあります。二重価格は外国人観光客に受け入れられるのか。姫路城では、具体的な価格が議論されています。現行の入場料金約7ドルを、外国人観光客30ドル、一般5ドルに改正しようとのことです。海外でも例がみられるようです。
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2024.10.4
10月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は学校を週休3日にすべきである。是か非か」
学校とは小学校、中学校、高等学校とする
参加者:7名
10月の例会は、「学校週休3日」で試合を行いました。今回のチーム分けはあみだくじです。結果は小学生2名と高校生1名チームと社会人3名チームに分かれました。ジャンケンで社会人チームが肯定側です。
試合の前に肯定側からプランの公開があり、学校週休3日は、1.土日水を休む、2.授業数は休みが増えた分減る、3.教員も週休3日で給与は同額とするでした。
立論は、肯定側のM1「生徒の学習効率の向上」で、現在5日間連続で授業を受けており、木金は授業に身が入らず土日に復習するなど無駄に時間を使っている。プランを行うことで休日明けの木金の授業効率が大幅に改善する。M2「教師の質の向上」現在、教師はブラックな職場として敬遠されているがプランを行うことで、1.新たな優秀な人材の確保が可能になる。2.現職の教員も休みが増えることで授業の準備が十分に出来るようになる。結果として学生の学習がはかどり日本の未来は明るくなる。否定側はD1「学習時間の減少」で、小中高で合わせて3000時間も授業数が減り、子供の学力が低下し国としてよくない。D2「ゲーム漬けになる」水曜は親は働いていて子供を注意出来ないので、子供はゲーム漬けになってしまう。どちらも分かりやすい立論でした。
質疑は何に対してか分かりやすい質問で応答も良く出来ていました。反駁では、肯定側からD1に対して3000時間が自由に使えることで逆にメリットになる話が印象に残り、肯定2反が全体を旨くまとめたことで肯定側の勝利となりました。
試合後は3名でお蕎麦屋さんで美味しく食べて楽しく話が出来ました。
11月例会の論題は「日本語と英語を公用語とする」としました。グローバル化が進むなかで英語は世界で活躍するには必須と思われます。日本語の使用が減れば日本文化も衰退するのでしょうか。最近ではパソコンや携帯で簡単に翻訳が出来るのに英語が必用でしょうか。色々な観点から議論が出来そうです。
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2024.9.13
9月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は販売店でのレジ袋の提供(販売を含む)を禁止すべきである。是か非か」
参加者:5名 観戦:2名
9月の例会は、小学生2名と社会人3名に観戦者が2名での試合となりました。
試合のテーマは「レジ袋の禁止」で、試合前にレジ袋については、プラスチック製の厚さ50μm以下の買い物袋で海洋性分解性プラスチックは含まないと試合前に合意しました。試合は肯定側は小学生2名チームで、否定側は社会人2名で行いました。
肯定側のM1「環境破壊の抑制」では、海洋汚染のプラスチックごみの10.7%がポリ袋でレジ袋を廃止すると海洋汚染が減る。M2「レジ袋の費用が要らなくなる」で、レジ袋は年間305億枚消費され2円/枚として610億円削減でき、全て燃やすとすると1枚からCO2が61g発生するので305億枚では18300億gのCO2が削減できる。
否定側は「環境面」でマイバックは製造時にCO2を781g発生しレジ袋の15.4gの50倍環境に負荷を掛ける。「経済」でレジ袋からマイバックに変わると万引きが83%の店舗で上昇し、商品代金の3割の損害が出た店舗も有り
閉店になり、地域の衰退につながる。「生活面」で魚など濡れた商品の購入時にレジ袋が無いと不便である。
試合は、肯定と否定の合意点として、レジ袋を廃止するとマイバックに移行する。マイバックはレジ袋より50倍程度は使用できる。反駁は短い時間でお互い良く行われました。肯定側第2反駁でとても良い議論がありましたが、第1反駁で出せる議論で否定側の反論の機会をなくすことからルールで評価しないことになりました。判定を合意点からメリットとデメリットを再評価して、環境面ではどちらが大きか判断できず、経済面では、万引きの増加は店舗が閉店しないにしてもデメリットは残り否定側の勝利となりました。
10月例会の論題は「学校週休3日」としました。働き方改革が話題になる中で、職場では週休3日制も話題に上がっています。ただ学生の参加もある中では職場の話は分かりずらいと思われ、テーマを「学校週休3日」としました。社会人の方も学校生活は体験済みです。
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2024.8.9
8月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「愛知県は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か」
参加者:7名
8月の例会は、小学生2名と社会人で参加者は7名でした。南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が前日に発令されましたが、通常の生活を送るとのことで、メンバーも集まり楽しく試合が出来ました。
試合のテーマは「愛知県は救急車の利用を有料化すべきである。」で、実際に本年三重県松阪市で採用された方式を愛知県で行った場合を想定しています。試合は肯定側は社会人3名のチームで、否定側は小学生2名と社会人1名で行いました。
肯定側のM1「緊急医療現場の改善」では、救急搬送が増加する中で緊急医療に従事する医師の負担が増加し、医師の集団離職が問題になっている現状を示し、松阪市では有料化によって救急搬送が2割減少していることから、愛知県でも緊急医療現場の改善が図れることを主張しました。M2はお金に関する主張でしたが、残念ながら時間切れでした。
否定側はD1「お金のない人が救急車を呼べなくなる」はお金のない人とっては、軽症では7700円の支払いが必要になることで救急車は少し我慢しようと思い手遅れになることが考えられる。D2「周りの人が救急車を呼ばなくなる」は、急に倒れた人がいても、もし軽症であれば費用が掛かると思えば、周りの人が救急車の要請を躊躇することが起き、必要な医療が受けられないことが起きる。名古屋市長の「救急車は必要なサービスなので増やせば良い」との見解も提示した。
試合は、否定側が質疑と第1反駁で旨く連携して、M1は患者に対してのメリットは主張されていないことが確認できました。D1,D2は松阪市で救急車の利用が2割減ったことからも患者が救急医療を受けられなくなる可能性は残ると判断されました。判定は、医療現場の改善によるメリットが、患者の緊急医療の機会を失うデメリットより大きいとは言えず否定側の勝利となりました。
9月例会の論題は「レジ袋の禁止」としました。世界では既に60カ国以上でレジ袋に禁止を含めた規制が導入されていると聞きました。レジ袋は、すでに有料化が行われていますし、環境に負荷をかけるプラスチックの中では割合としては大きくないようにも聞きます。ただし、レジ袋は大変に身近な存在で、禁止はそれなりに環境への意識を啓発するようにも思われます。
身近な話題ですしネットなどで少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
懇親会は、先月とは違う店に入ったつもりが、なんと同じ店でした。記憶のいい加減さに驚きながらも、楽しく飲んで話が出来ました。
2024.7.12
7月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は選挙の棄権に罰則を設けるべきである。是か非か」
参加者:6名
7月の例会は、小学生2名と社会人で参加者は6名でした。電車の遅延とハプニングもありましたが、和気あいあいととても楽しい例会でした。
試合のテーマは「選挙の棄権に罰則を設ける」で、実際の選挙経験がない小学生には扱いにくい内容だったと反省しています。
試合は肯定側は小学生1名に社会人1名のチームで、否定側は小学生1名と社会人2名で行いました。プランは前回と同様に事前に発表しました。選挙を棄権した者に1000円の過料を科す。
肯定側は立論で投票率の向上することでM1「政治への関心が増す」国民の政治への関心が増すこは、今よりもより良い政治へと変わる、M2「若者に向けた政策が行われる」は現在若者の投票率が低いため、若者向けの政策が不十分である。P を実行すると若者向けの政策も広く行われ国民全体に目を向けられる。
否定側はD1「変な人が選ばれる」は政治に興味の無い人が適当に投票するため、目立つだけの変な人でも当選することとなり、国にとって大きな損失となる。D2「税金が上がる」は罰金を科すために棄権者の調査の人件費や請求の為の費用が掛かり、引いては税金の増加につながる。
その後の試合は、質疑では肯定も否定も旨く質問を行い、否定側の1反で、有権者の人口構成から若者の投票率が改善しても若者と老人の差が大きくあり政策が変わるようなことは無いと反論が有りました。肯定側1反は、初めてのパートながら肯定否定に対してバラスの良い反論でした。否定側2反は否定1反の内容をしっかりと強調して肯定側の纏めも出来たと感じました。最後の肯定2反は各論点に対して的確にまとめられた素晴らしい出来でした。
結果は、否定1反の議論が大きく肯定側のメリットを削り、否定側のデメリットも肯定反論を受け大きくは発生しないもののメリットが優るとまでは言えないと判断して否定側の勝利となりました。
8月例会の論題は「救急車の有料化」としました。三重県松阪市では、2024年6月1日から救急車で運ばれた軽症患者が入院しなかった場合、7700円を徴収する制度が始まりました。タイムリーな話題なので早速取り上げることにしました。無料が当たり前と思って過ごしていましたが、救急車の出動件数が増加し、救急医療体制が逼迫しているようです。三重県に対抗して今回の主体は愛知県としました。
身近な話題ですしネットなどで少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
懇親会は、ミニ七輪であぶり焼きが美味しかったです。楽しく飲んで話が出来ました。
2024.6.14
6月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本はすべての学校で、10時におやつの時間を設けるべきである。是か非か」
参加者:10名
6月の例会は、小学生2名と高校生1名と社会人で参加者は10名で、初めて参加された方も含めて大変盛況でした。ここの所、若い方とディベートが出来てとても楽しい例会となっています。
試合は、肯定側は小学生1名に社会人5名のチームで、否定側は小学生1名と高校生1名に社会人2名で行いました。プランは前回と同様に、かみ合った議論が出来るように事前に発表しました。
肯定側は立論でM1「授業に集中できる」は授業で頭を使うと糖分の補給が必要となることとおやつで気分転換が出来ることを主張し、M2「学校がもっと楽しくなる」は朝の4コマの授業が続く中におやつの時間を取って楽しみが出来ると会話もはずみ、学校が楽しくなり学習もはかどり、不登校の解決にも繋がると主張しました。
否定側はD1「おやつの準備が大変」は家族がおやつを選ぶことで負担が増し家族の不和に繋がることとD2「お金が掛る」はおやつの購入費用が家計を圧迫して必要なものが買えなくなってしまうと主張しました。
試合は、質疑では初めて参加さたメンバーが何に対する議論かしっかりと示し分かりやすいスピーチでした。第1反駁では、肯定側が短い時間のなかで肯定否定に対しバランスよく、議論のポイントをしっかりと押さえていました。第2反駁は否定側が出された議論の中で旨くまとめていました。
結果は、M1の「授業に集中できる」がそれなりの大きさがみとめられて、肯定側の勝利となりました。
7月例会の論題は「選挙の棄権に罰則を科す」としました。棄権の罰則は定番の論題です。選挙の度ごとに投票率の低さが話題に上ります。主権者である私たち国民の投票権について、色々な考えがあるかと思います。政治全般についても考える機会になればと思います。ネットなどで少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
懇親会は、オムライス+ビールで大人しく済ませました。
皆さん奮ってご参加ください。
2024.5.9
5月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本はすべての動物園を廃止すべきである。是か非か」
参加者:8名
5月の例会は、前回と同じメンバーで小学生2名と高校生に社会人で8名での例会となりました。前回に続いて若い方とディベートが出来て楽しかったです。
試合は、肯定側は小学生1名に社会人3名のチームで、否定側は小学生1名と高校生1名に社会人1名での対戦となりました。プランはかみ合った議論が出来るように事前に発表しました。
肯定側は立論でM1「動物脱走の危険が無くなる」ではグルジアで過去に洪水で狼、ライオン、ワニなど30頭が脱走した資料をもとにプランで危険が回避されることを主張しました。M2「経費削減と土地のゆうこう活用」は、現状の動物園が収入5億円に対して経費が7億円掛ることを示しましたが時間が無くなり十分な立証に至りませんでした。
否定側はD1「動物への関心が無くなる」で1日で実際の多くの動物を間近で見る機会が失われ、動物への関心が低くなる。これによって絶滅危惧種への関心もうすれ、種が滅んでしまう。これは人類の存続にも関わる深刻な問題と主張しました。
議論は、M1はグルジアの資料が現在の日本に当てはまるか、Dは動物への関心はペットでも作られる、絶滅危惧種への対応などで白熱した展開となりました。
結果は、M1の動物脱走の危険はある程度日本の地震等の災害時にも危険は伴うと考えられ、これを改善できる肯定側の勝利となりました。
6月の例会にも今回のメンバーが参加いただけることになり、論題は「学校は、10時におやつの時間を設ける」としました。おやつ(間食)が止められず困って見える方も多いかと思います。おやつは大変身近な話題です。ネットなどで少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
懇親会も前回と同じ九州料理で楽しく話が出来ました。
皆さん奮ってご参加ください。
2024.4.12
4月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:8名
4月の例会は、小学生2名とその保護者の方を含めて8名での例会となりました。過去にはオープンディベート大会で小学生の参加はありましたが、例会での参加は初めてのように思います。大変若い方とディベートが出来て楽しかったです。
試合は、肯定側は小学生1名と高校生1名に社会人1名で、否定側は小学生1名に社会人3名のチームでの対戦となりました。立論は両チームともに小学生が担当し肯定側はMじろっと見られることがなくなるで、通学時や遠足で制服を着た小学生が周りの人から見られる不安などがなくなることを主張し、否定側はD1着る楽しみがんくなるでは制服への憧れや夢が壊されることとD2お金がかかるで私服は制服に比べて購入枚数が多くなり家計に負担がかかることを主張しました。立論者の質疑への応答もはっきりと的確に対応して、反駁の議論と試合は進みました。
結果は、D2お金がかかる部分がそれなりの深刻性を残し、否定側の勝利となりました。小学生がこんなにしっかりと議論が出来ることに驚きました。
5月の例会にも今回の小学生が参加いただけることになり、論題は「動物園廃止」としました。「動物園廃止」は試合をしてみると奥が深く面白いテーマと思います。ネットなどで少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
懇親会は、九州料理で楽しく話が出来ました。
2024.3.8
3月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、10万円札を発行すべきである。是か非か」
参加者:4名
3月の例会は、中学3年生とその保護者の方を含めて4名での例会となりました。
試合は、肯定側が社会人1名で否定側は親子チームでの対戦となりました。肯定側は1万円札が65年前に発行されたことを説明し、M1経済生活の安定、M2景気浮揚を主張し、否定側はD紛失盗難リスクの増加で論戦は始まり、質疑と1反の連携も良く、どのパートも分かりやすいスピーチが続きました。判定は、肯定側の主張する高額紙幣の利便性が、災害時等では電子マネーでは代用出来ない部分で優位と判断し、肯定側の勝利となりました。
4月の例会からは、例年通りディベート甲子園論題に挑戦します。中学と高校の論題が有りますが、ここの所高校生の参加が有りますので、高校論題「衆議院の解散権」で試合を行います。政治は私たちの生活に直接かかわる大切な事柄です。政治の仕組みの理解に繋がる良いテーマと思います。皆さん、政治を少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
懇親会は、先月に続いて美味しいおそばで楽しく話が出来ました。
2024.2.9
2月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、刑事裁判の検察官による控訴を禁止すべきである。是か非か」
参加者:4名
2月の例会は、4名のメンバーが集まり、肯定1名に否定2名と審判で試合を行いました。
試合は、肯定側はM無実の被告人の負担の軽減で、世界における検察側の控訴について述べ、1審が無罪で検察が控訴して結局は無罪が確定したもののあまりに長い時間が掛った事例を挙げてプランの有効性を主張しました。
否定側はD正しい判決が出来ないで、1審だけでは誤った判断がされる可能性があり、現在の3審制は優れていて、被害者側を代弁する検察側のみ控訴を認めないのは正しい判決を行うには不合理と主張した。試合は、現在の控訴数の割合や判決における有罪率の高さから検察の立ち位置など議論は広範に及びました。結果は肯定側の主張が優っているとまでは言えず否定側の勝利となりました。
裁判制度は非常に大切な仕組ながら不明な点が多く勉強不足でした。いまだに冤罪による報道が多くみられます。冤罪の被害者にならない為にも、裁判制度についての知識が必要と感じました。
3月のテーマは、今回の裁判関連が難しかったこともあり、身近なお金の話題で「10万円札の発行」にしました。高額紙幣は現金で決済をされる方には便利そうです。ただ、電子マネーへの移行には逆行しそうです。若い友達は現金を持たないで日々の生活を送っているようです。お金に付いて考えることも楽しそうです。皆さん奮ってご参加ください。
懇親会は、少人数でしたが美味しいおそばで楽しく話が出来ました。
2024.1.12
1月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:4名
1月の例会は、4名のメンバーが集まり、肯定1名に否定2名と審判で試合を行いました。
試合は、肯定側はM1快適性の向上でA動きやすい、B体温調節、C清潔が改善される。M2ファッションセンスの向上を腫脹しました。否定側は制服の良い点を1服装を選ぶ時間がいらない、2外観の差がない、3冠婚葬祭に対応と上げ、これらがプランによってなくなると主張しました。反駁を受けて、互いに大きくは評価されない物の、肯定が結果の重要性を述べた分僅かに肯定側の勝利と判断されました。
2月のテーマを色々と検討しました。最近のニュースでも見るように冤罪事件の審理が驚くほど長く掛かっています。原因の一つは検察側の控訴が有ります。海外では検察側の控訴を認めない国が多くあるようです。そこで「検察官控訴の禁止」を2月のテーマとしました。裁判は身近でとても大切な制度です。この機会に裁判に付いて勉強できればと思います。
新年会は、少人数でしたがここの所定番の九州料理で楽しく話が出来ました。
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