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2025.8.8
8月例会の記録
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会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、本やCD、ゲームソフトなどの中古販売を禁止すべきである。是か非か」
 ※禁止期間は、著作物が正規に販売されている期間とする。
参加者:6名
8月例会は、小学生1名、中学生1名、大学生1名、社会人3名と今回も幅広い年代が集まりました。肯定側3名に否定側2名と審判1名で試合を行いました。今回のテーマは「本やCD、ゲームソフトなどの中古販売の禁止」です。
肯定側のMは「著者や出版社の利益が損なわれる」でした。重要性は著者や出版社のインセンティブが低下して文化の衰退を招くでした。
否定側のD「文化の衰退」は読者に視点をおいて、安い価格で本に触れることが出来ている現状から定価での購入となり本を読めなくなり人が発生し文化が衰退するとの主張でした。
試合は、出版業界の話題から、各家庭での本の購入など多岐にわたって展開され大変楽しい試合となりました。
結果は否定側の立論が緻密であった点と子供学力は家庭内の本の数に比例するとした証拠資料が評価されて否定側の勝利となりました。
9月のテーマは、「首相公選」です。巷では首相の進退が話題になっています。知事や市長村長のように公選にすると政治はどのように変わるのでしょうか?私たちの生活にも大きな影響があるかもしれません。
現状の首相の選ばれ方などネットなどで少し勉強してご参加いただければ試合を一層楽しむことが出来ます。​

 
2025.7.11
7月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、小学校、中学校、高等学校の男子校、女子校を廃止すべきである。是か非か」
参加者:8名
 
 7月例会は、小学生1名、中学生1名、大学生1名、社会人4名と今回も幅広い年代が集まりました。肯定側3名に否定側4名と審判1名で試合を行いました。今回のテーマは「男子校女子校の廃止」です。
 肯定側からM1「男女共同参画が進む」M2「少子化の抑制」と分かりやすくまとめられていました。否定側のD「異性の目を気にしてやりたいことが出来ない」は主にクラブ活動などで女生徒が多い文化系のクラブに男子生徒が入りずらいことや運動部等では逆のことが起きていることからデメリットを展開しました。
 質疑では反駁に繋がる良い質問がありました。質疑応答は毎回盛り上がり、立論が分かりやすくなりました。
 否定1反では、ターンアラウンドとして、女子高では色々な役割を担うことで社会に出て男女共同参画を進めている面がありプランで逆に男女共同参画が後退するとの主張と個々の論点に対して反論がありました。肯定1反は論点が多く反論しきれなかった点がありました。
 2反は肯定否定共に今までの議論に沿ってよくまとめられていました。
 判定は、否定側1反の議論が評価され、否定2反で旨くまとめられて否定側の勝利となりました。
 8月のテーマは、本やCDの中古販売の禁止です。中古販売に寄って著作権者の利益が侵害されているとも考えられます。コピーは違法ですが中古販売は何故か問題がないのでしょうか?身近なテーマです。ネットなどで少し勉強してご参加いただければ試合を一層楽しむことが出来ます。​
 

2025.6.13
6月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は小学校、中学校の宿題を廃止すべきである。是か非か」
参加者:9名
 6月例会は、小学生1名、中学生1名、大学生2名、社会人5名と今回も幅広い年代が集まりました。肯定側4名に否定側4名と審判1名で試合を行いました。
 肯定側からのM1「ストレスの軽減」は、宿題はクラスの皆がやって来るものであり、1)子供は宿題をしないことでクラスで居心地が悪くなったり、先生に叱られることを考えストレスを受ける。2)親は、子供が宿題をしないことでの不利益を恐れてストレスを受ける。毎日の宿題は、日々ストレスを貯めこみ、長期休暇の宿題は大きなストレスに繋がる。親は子供に宿題を行うように強く指示することで、親子の不和の原因ともなっている。プランを実行することでストレスや親子の関係が改善される。M2「教師の負担軽減」は、教師は忙しい仕事で、宿題の作成や添削で時間を取られると、大切な授業の準備が疎かになり、質の高い授業が出来なくなっている。プランを実行すると質の高い授業が行われる。
 否定側からD1「学力に格差が出来る」は、塾などに通っている子供と宿題しかしていない子供では、プランによって帰宅後の学習時間に差が出て、学力の低い子供が出来る。さらに日本全体の学力低下につながり、世界での競争力の低下となる。D2「学習習慣が付かない」は、子供は宿題を提出することで、期限を守って物事を進めることを身に着けて行きます。社会人になって仕事を期限内に完了出来るのはこのためです。プランを実行すると期限内に仕事をすることが出来ない社会人が出来てしまう。
 質疑は否定、肯定ともに旨く立論の理解が深まりました。
 第1反駁では、M1に対して、否定から反復練習のストレスに付いて反論がありましたが、肯定からストレスの質がM1と反駁では異なるむねの再反論がありました。M2に対しては、宿題が授業の助けになっている指摘がありました。D1には、自宅学習の時間の差はプラン前後で変わらない旨の反論がありました。D2には、社会人になるまでに宿題がなくても期限を守ろことは出来るようになる。
 第2反駁は、肯定、否定とも旨くまとめられましたが、特に肯定側の反駁では、各論点の説明が大変分かりやすくこれまでの議論の整理が良く出来ました。
 結果は、M1が大きく残り肯定側の勝利となりました。
 7月の例会は、「男子校女子校の廃止」をテーマとします。世界の中でジェンダー評価が大変低い日本です。男子校女子高の廃止はどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。多様性を認める社会の流れの中で、全て共学にしていまうことは良いことなのでしょうか。色々な価値観も議論となりそうなテーマです。ネットなどで少し勉強してご参加いただければ試合を一層楽しむことが出来ます。

2025.5.9
5月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は飛び級を認めるべきである。是か非か」
*飛び級とは、次の2件をさす。
①教育機関内で、その教育機関が認めれば、学年間の飛び級ができる。
②受け入れ側が認めれば、異なる教育機関間での飛び級ができる。
参加者:7名
 5月例会は、小学生1名、中学生1名、大学生1名、社会人4名と今回も幅広い年代が集まりました。肯定側4名に否定側2名に審判1名で準備をして試合を行いました。
 肯定側からのM「何回も大学に行ける」は、飛び級を行うと若くして大学が卒業できるので、別の大学に行くことが出来るようになり、多くの専門性を持った人材が育ち、日本の国際競争力を高め日本が豊かになる。
 否定側からD1「社会性のない天才」は、プランによって小学生でも才能があれば大学に飛び級が出来ることになる、大人の中でストレスが掛かり、社会性のない本人にとっては悲劇となる。D2「受験体制の強化」は、①親は子供の為を思って飛び級を進め、②中学、高校は飛び級する生徒を出すことで学校の評価が上がり、③大学は少子化の中で生徒を歓迎します。これらから従来の進学受験に加えて毎年の飛び級受験が子供たちの負担となる。
 質疑は否定、肯定ともに旨く立論の理解が深まりました。
 第1反駁では、否定が多くの観点から肯定立論に旨く反論ができました。肯定は時間が厳しく、否定立論には的を絞って反論しましたが、肯定立論に対する再反駁は論点が多く難しい対応となりました。
 第2反駁では、否定、肯定ともにこれまでの議論を旨くまとめられたと思います。
 判定は、Mに付いては否定1反を評価して大きくは評価出来ず、D1は反駁を含めて大変まれなケースとして小さく評価し、D2は深刻性の説明が不十分ではあっても、受験に偏った教育が増えることはそれなりに深刻と評価して否定側の勝利となりました。 
 6月の例会は、「宿題廃止」をテーマとします。大人の皆さんも学生時代に毎日の宿題や夏休みに宿題に頭を悩ませ何故宿題があるのかと考えたことが有りませんか?今の子供たちは、家に帰っても塾や習い事で大変忙しいとも聞きます。宿題を決められた期限までに行うことで社会性が育つようにも思えます。ネットなどで少し勉強してご参加いただければ試合を一層楽しむことが出来ます。

2025.4.25
4月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本はあらゆる犯罪を司法取引制度の対象とすべきである。是か非か」
*罪を犯した者が自己または他人の犯罪事実を明らかにするための協力と引き換えに、検察官が、起訴または公判において被告人に有利な取り扱いをすることを約することを認める。
参加者:10名
 4月例会も開催日が変更になりました。5月からは基本の第2金曜日に開催予定です。
 今月の例会は、3月例会でのチームをもとにした試合です。参加者は10名と盛況で、社会人5名、大学生2名、高校生、中学生、小学生が各1名と色々な年代です。肯定側4名に否定側5名と審判1名での対戦でした。
 試合は、ディベート甲子園の高校論題「司法取引」に挑戦しました。ただ、現行制度の理解が難しい中での試合でした。
 肯定側からのMは「外国人事件の長期化を避ける」でした。外国人の裁判では、①罪を認めない外国文化。②強制退去を嫌う。の2点から、不合理な否認が多くあり裁判が長期化している。裁判に携わる人や通訳も含めて多くの時間を使っている。プランを実行することで、検事との約束で罪を認め裁判が短期化する。短期化することでメリットは発生する。
 否定側はD1「犯罪の増加と凶悪化」とD2「冤罪の発生」でした。D1は、犯罪者が司法取引があれば捕まったとしても今までより刑が軽くなると考え、犯罪を犯しやすくなったり重い犯罪を犯すようになる。D2は、警察が司法取引で被疑者が有罪を認めると考え安易な逮捕が増えることと、軽い犯罪では、長い拘留を逃れるため、罰金で済ませるという司法取引を行い冤罪を生む。
 否定1反では、発生過程と重要性に対して反論があった。肯定1反は、否定側に対して反論はあったが、肯定側議論 に対しての再反論がなかった。2反では否定、肯定とも試合をまとめる議論が行われた。
 判定は、否定1反の議論に再反駁がなく、それなりに否定1反の反論を評価した。否定側は立論段階で発生過程の説明が少し緻密さを欠いていたと思われた。大変僅差ではあるが、肯定側のメリットがデメリットを上回るとまでは評価が出来ず、否定側の勝利となった。

 5月の例会では、「飛び級」をテーマとします。今回の「飛び級」は、同一の学校内での学年間の飛び級と、受け入れる学校が認めれば、中学から大学等の間での飛び級も認めることとします。当然ながら義務教育も特例を認めることになります。すごい才能を持った人には飛び級はメリットとなるのでしょうか?ネットなどで少し勉強してご参加いただければ試合を一層楽しむことが出来ます。
2025.3.21
3月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート試合準備
論題:「日本はあらゆる犯罪を司法取引制度の対象とすべきである。是か非か」
*罪を犯した者が自己または他人の犯罪事実を明らかにするための協力と引き換えに、検察官が、起訴または公判において被告人に有利な取り扱いをすることを約することを認める。
参加者:7名
 3月の例会は、2月に続いて開催日が変更となりました。参加者は7名でした。今回初めて参加いただいた高校生と定番の小学生1名に社会人5名での例会でした。
 今回のテーマは、ディベート甲子園の高校論題で「司法取引」でした。現行の制度自体が難しく、今回の例会ではチームに分かれて立論の準備を行い、立論の原案を発表して次回の試合に繋げる予定としました。
 肯定側4名と否定側3名で、立論の準備を進めると肯定側メリットの立証が大変難しいことが分かってきました。立論の発表は、否定側が簡単な流れを発表して終わりとしました。その後は、司法取引に付いて、参加いただいた法律の専門家に質問に答えて頂く形で、全員で勉強会を行いました。
 4月の例会では、同じチームで3月の準備を基に試合を行います。3月に休まれた方も、「司法取引」についてネットなどで少し勉強してご参加いただければ試合を楽しむことが出来ます。
 なお、4月の例会も日程が変更となります。ご注意ください。
2025.2.28
2月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、16歳未満のSNS利用を禁止すべきである。是か非か」
参加者:6名
 2月の例会は、開催日を変更して2月28日に開催しました。参加者は6名で1月に用意した立論を基にしてチーム内でさらに検討を加えて試合に進みました。肯定側は小学生1名社会人1名に対して否定側は小学生1名社会人2名での対戦でした。1月に立論は発表してあり、お互いに反論の準備も行うことが出来ており、試合は大変にかみ合った議論となりました。
 試合内容は、肯定側よりM1「小中学生のSNS依存がなくなる」M2「SNSいじめがなくなる」に対して否定側はD1「世界が狭くなる」D2「好きな物や憧れが見つけられなくなる」で前回の例会で準備した立論を少し手直しして始まりました。質疑と第1反駁は事前に対戦相手のメリット、デメリットが分かっており、かみ合った質疑と的を得た反論が出来ました。ただ、肯定側の第1反駁はしっかりと準備したために反論の量が多くなってしまいました。肯定側の再反駁で時間が掛り、否定側の反駁に時間が取れなくなって残念でした。第2反駁は試合をまとめる良い出来でした。
 判定は、立論段階では肯定が勝っていたが、反駁で減じられ試合全体では肯定が上回っているとまでは言えず、否定側の勝利となりました。今回は否定側の人数が一人多いことが、作業を分担できて有利に働いたと思われました。
​ 3月の例会からは、毎年の事ですがディベート甲子園の論題に挑戦します。「中学生以下のSNS禁止」と「司法取引」が今年のテーマでした。話し合って「司法取引」で来月からディベートを楽しむことにしました。
 海外の番組を見ていると「司法取引」が行われているようです。日本でも同様に司法取引が行われたらどのような影響がでるのでしょうか。
 身近な話題です。ネットなどで少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。

2025.1.10
1月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、16歳未満のSNS利用を禁止すべきである。是か非か」
参加者:4名
 1月の例会は、「SNS利用を禁止」で試合を行う予定でいましたが、参加者が4名と少なく試合は難しいと判断しました。いつもは大急ぎで立論の準備を行っていましたが、今回は立論を時間を掛けて作成し最後に発表する形にしました。読み直しをする時間もありとても良い立論に仕上がりました。
​ 2月の例会は、せっかくなのでこの立論を使って試合をすることで話が進みましたが、立論の作成者が2月14日が都合が合わないことがわかりました。参加した4名の判断で申し訳ございませんが、2月の例会を28日に延期することに決めました。皆さんご了解ください。
​ オーストラリア議会は、16歳未満の子どもがSNSを利用することを禁止する法案を可決しました。日本で同様の法律ができればどのような影響がでるのでしょうか。既に社会に浸透したSNSを禁止することは可能でしょうか。
 身近な話題です。ネットなどで少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
 

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