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2024.4.12
4月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:8名
 4月の例会は、小学生2名とその保護者の方を含めて8名での例会となりました。過去にはオープンディベート大会で小学生の参加はありましたが、例会での参加は初めてのように思います。大変若い方とディベートが出来て楽しかったです。
 試合は、肯定側は小学生1名と高校生1名に社会人1名で、否定側は小学生1名に社会人3名のチームでの対戦となりました。立論は両チームともに小学生が担当し肯定側はMじろっと見られることがなくなるで、通学時や遠足で制服を着た小学生が周りの人から見られる不安などがなくなることを主張し、否定側はD1着る楽しみがんくなるでは制服への憧れや夢が壊されることとD2お金がかかるで私服は制服に比べて購入枚数が多くなり家計に負担がかかることを主張しました。立論者の質疑への応答もはっきりと的確に対応して、反駁の議論と試合は進みました。
 結果は、D2お金がかかる部分がそれなりの深刻性を残し、否定側の勝利となりました。小学生がこんなにしっかりと議論が出来ることに驚きました。
 5月の例会にも今回の小学生が参加いただけることになり、論題は「動物園廃止」としました。「動物園廃止」は試合をしてみると奥が深く面白いテーマと思います。ネットなどで少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
 懇親会は、九州料理で楽しく話が出来ました。
2024.3.8
3月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、10万円札を発行すべきである。是か非か」
参加者:4名
 3月の例会は、中学3年生とその保護者の方を含めて4名での例会となりました。
 試合は、肯定側が社会人1名で否定側は親子チームでの対戦となりました。肯定側は1万円札が65年前に発行されたことを説明し、M1経済生活の安定、M2景気浮揚を主張し、否定側はD紛失盗難リスクの増加で論戦は始まり、質疑と1反の連携も良く、どのパートも分かりやすいスピーチが続きました。判定は、肯定側の主張する高額紙幣の利便性が、災害時等では電子マネーでは代用出来ない部分で優位と判断し、肯定側の勝利となりました。
 4月の例会からは、例年通りディベート甲子園論題に挑戦します。中学と高校の論題が有りますが、ここの所高校生の参加が有りますので、高校論題「衆議院の解散権」で試合を行います。政治は私たちの生活に直接かかわる大切な事柄です。政治の仕組みの理解に繋がる良いテーマと思います。皆さん、政治を少し勉強してLLGにご参加くだされば、一層試合を楽しむことができます。
 懇親会は、先月に続いて美味しいおそばで楽しく話が出来ました。
2024.2.9
2月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、刑事裁判の検察官による控訴を禁止すべきである。是か非か」
参加者:4名
 2月の例会は、4名のメンバーが集まり、肯定1名に否定2名と審判で試合を行いました。
 試合は、肯定側はM無実の被告人の負担の軽減で、世界における検察側の控訴について述べ、1審が無罪で検察が控訴して結局は無罪が確定したもののあまりに長い時間が掛った事例を挙げてプランの有効性を主張しました。
 否定側はD正しい判決が出来ないで、1審だけでは誤った判断がされる可能性があり、現在の3審制は優れていて、被害者側を代弁する検察側のみ控訴を認めないのは正しい判決を行うには不合理と主張した。試合は、現在の控訴数の割合や判決における有罪率の高さから検察の立ち位置など議論は広範に及びました。結果は肯定側の主張が優っているとまでは言えず否定側の勝利となりました。
 裁判制度は非常に大切​な仕組ながら不明な点が多く勉強不足でした。いまだに冤罪による報道が多くみられます。冤罪の被害者にならない為にも、裁判制度についての知識が必要と感じました。
​ 3月のテーマは、今回の裁判関連が難しかったこともあり、身近なお金の話題で「10万円札の発行」にしました。高額紙幣は現金で決済をされる方には便利そうです。ただ、電子マネーへの移行には逆行しそうです。若い友達は現金を持たないで日々の生活を送っているようです。お金に付いて考えることも楽しそうです。皆さん奮ってご参加ください。
 懇親会は、少人数でしたが美味しいおそばで楽しく話が出来ました。
2024.1.12
1月例会の記録
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:4名
 1月の例会は、4名のメンバーが集まり、肯定1名に否定2名と審判で試合を行いました。
 試合は、肯定側はM1快適性の向上でA動きやすい、B体温調節、C清潔が改善される。M2ファッションセンスの向上を腫脹しました。否定側は制服の良い点を1服装を選ぶ時間がいらない、2外観の差がない、3冠婚葬祭に対応と上げ、これらがプランによってなくなると主張しました。反駁を受けて、互いに大きくは評価されない物の、肯定が結果の重要性を述べた分僅かに肯定側の勝利と判断されました。
 2月のテーマを色々と検討しました。最近のニュースでも見るように冤罪事件の審理が驚くほど長く掛かっています。原因の一つは検察側の控訴が有ります。海外では検察側の控訴を認めない国が多くあるようです。そこで「検察官控訴の禁止」を2月のテーマとしました。裁判は身近でとても大切な制度です。この機会に裁判に付いて勉強できればと思います。
 新年会は、少人数でしたがここの所定番の九州料理で楽しく話が出来ました。
2023.12.8
12月例会の記録、1月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、ライドシェアを導入すべきである。是か非か」
参加者:7名
 12月の例会は、ここの所話題に上がる「ライドシェア」がテーマです。今回は、新しいメンバーを加えて7名の参加でした。今回の試合では、かみ合った議論が出来るように、準備段階で肯定側からプランを示して共有しました。試合は、M移動が楽になる、D1事故が増える、D2タクシー会社の損失で始まりました。立論は聞き取りやすく、質疑は初参加のメンバーも何に対する質問かわかりやすく進み、反駁で肯定側が資料を使ったことで対立する議論での優位性を強調し肯定側の勝利となりました。
 来年1月テーマは、「制服廃止」に決まりました。ここの所何回か行いましたが、なかなか楽しい試合が出来ています。皆さん新年のディベート始めのLLGにぜひご参加ください。
2023.11.17
11月例会の記録、12月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:3名
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 11月の例会は、学校関連の論題が続く中で「給食の廃止」での試合でした。毎月第2金曜日に開催していました例会を今月は第3金曜日に変更したことも有ってか、社会人3名での例会となりました。
 試合は、肯定側はM「多様性を育てる」で昼食の時に様々なお弁当を食べることでお互いの違いを感じ、社会に出ても違いがあることを認める人を育て、引いては日本が多様性を受け入れる社会になる。これに対して否定側はD1「親の負担増」で、給食に比べて弁当を作ることの負担がかかり、家族の不破のもとになる。D2「低所得者に大きな負担となる」は、現状では、低所得者世帯には給食費の減免措置が取られているが、給食がなくなると低所得者世帯では給食のような栄養バランスの取れた弁当を経済的に用意できなくなる。質疑反駁と試合は進みました。
 結果は、M1は一部は発生するにしても大きいとまで言えず、D2は低所得者世帯では弁当を用意する費用はそれなりに大きな負担で、子供の成長に必要なバランスの取れた給食がなくなることは深刻と考えられ、否定側の勝利となりました。 
 12月の論題は、ここの所話題に上がる「ライドシェア」をテーマときめました。アメリカや中国ではすでにライドシェアが取り入れられていると聞きます。日本でもタクシーの空白地の解消ため一部地域で試験運用されているようです。タクシーは身近な交通手段です。一部政治家から前向きの発言をされ、ネットにも色々な意見が見られます。少し調べて参加すると一層議論が深まります。
2023.10.13
10月例会の記録、11月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:5名
 10月の例会は、9月に続いて制服の廃止としました。今回も高校生1名と社会人での試合となりました。半世紀前の制服を思いだしながらの対戦でした。
 試合は、肯定側はM1「個性が表現できる」で自由に服装が選べることで個性が表現でき、多様性を認めることにつながる。また、高価な制服に比べて、制服を廃止すると家計に合った安価な服を選べることで家計の負担も減る。M2「体温調節が優れている」で、体温調節に関しては、自由に服装を選択出来れば、制服が夏服、冬服と2種類に比べて勝っているのは明らかである。健康への影響を考えれば制服は廃止すべきである。
 これに対して否定側はD1「学校の思い出が作れない」で、現状を制服に対する生徒のアンケートを基に、女子生徒の制服への思い入れや制服で写真に写ることで思い出が深くに残る。また、制服を着た後輩に思い出とともに親近感を持つことができる。プランを実行するとこれらが出来なくなる。D2「フォーマルな着こなしが出来なくなる」は、制服は冠婚葬祭にも使えるファーマルな服装で、毎日制服を着ることで、きちんとした着こなしが出来るようになりる、これはスーツの着こなしにつながり、企業で働く社会人には大切な知識となっている。と試合は始まりました。
 質疑では、否定側の資料が制服メーカーの調査結果であることがわかりましたが、反駁で利用されず判定の評価に繋がりませんでした。
 否定側1反では、M1に、制服でも個性を発揮している人もいる。M2に、制服も体温調節ができやすくなっている等の反論があり、肯定1反は、D1の女子中学生が制服で進路を選んでいる点から、逆にメリットになると主張しましたがこれに時間を使って、デメリットの個別の議論への反論が出来ずに終わりました。否定2反は全体を旨くまとめ、デメリットへの反論が無い点を指摘されました。肯定2反も各議論に付いて再反駁を含めて評価を主張しました。
 判定はM1、M2ともそれなりに残るが重要性が十分に伝わらなかった。D1から逆にメリットに繋がる議論は、もとになった資料がD1の主張との関係が不明で大きく評価出来ず、D1に対する直接の反論は無くある程度の評価はあった。D2は反論もあり評価小さい。全体として肯定側が勝るとまではいいがたく大変な接戦で否定側の勝利となりました。
​ 11月の論題は、またまた学校関係で給食の廃止です。お弁当で親子の繋がりが深まる気もします。栄養のバランスは給食が勝るのか。アレルギー対策は大丈夫ですか。大昔は嫌いなものも食べさせられましたが今は残して大丈夫なそうです。次回も身近なテーマで楽しく試合を行いましょう。ネットなどで少し調べて参加すると一層議論が深まります。
 懇親会はまたしても餃子の美味しいお店で行われました。
2023.9.8​
9月例会の記録、10月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:5名
 9月の例会は、制服の廃止としました。高校生1名と社会人での試合となりました。試合は、肯定側はM1「効率的になる」で制服が温度調節に適さないことと、洗濯の間隔が4日と長く不衛生な点が改善される。M2「自由になれる」では、自由に服装を選択できる。所属しているコミュニティ(学校)がわからなくなり、コミュニティの不祥事等で非難を受けなくなる。制服を着た顔写真から個人が特定されることがなくなる。これに対して否定側はD1「お金がかかる」で私服の女子生徒の所持する服の枚数から金額を試算し、制服より金額が数倍となり就学できなくなる子供が出来て、国力の衰退等の深刻な問題が起こる。D2「いじめの増加」は、私服はセンスの善し悪しが現れたり、服のブランドの違いは分かりやすくいじめの発端となり、いじめが増えて就学出来なくなる子供が発生しD1と同様に深刻な問題を起こす。反駁では、否定1反は、肯定側の5つの議論に的確に反論を行った。肯定1反は全体の議論にバランスよく反論を行い。第2反駁では各議論の確認が行われ試合がわかりやすくなった。判定はM1は私服は制服に比べて温度調節の勝っているが重要性の説明がなく大きく評価できなかった、M2は否定1反で大きく減じられた評価した。D1は、反駁があったものの就学の妨げとなることがあると判断し、D2は肯定1反のいじめの発生に関する議論には再反駁があったが評価は小さく取った。試合では教育の重要性は肯定否定共に認めるところで、D1が評価され否定側の勝利となった。
​ 10月の論題は、制服の試合が身近なテーマで楽しく対戦が行われたので、再度制服廃止としました。ネットなどで少し調べて参加すると一層議論が深まります。
 懇親会は餃子の美味しいお店で行われました。
2023.8.11​
8月例会
会場:市民活動推進センター集会室
参加者:2名
参加者が2名で残念ながら試合を行うことが出来ませんでした
2023.7.14​
7月例会の記録、8月例会の予定
7月例会
会場:市民活動推進センター集会室
参加者:2名
 7月の例会は、参加者が2名で残念ながら試合を行うことが出来ませんでしたが、古いメンバー同士で昔話が弾みました。予定していた「ベーシックインカム」は現在の国家予算並みの費用が掛かり議論を進めることが難しい点で一致しました。
 8月例会予定
​ 8月11日は祝日で午後3時からの開催予定です。論題も今回は事前の発表は行わずに当日検討して試合を行いたいと思います。しばらく参加できなかった方もお気軽にご参加ください。
2023.6.9​
6月例会の記録、7月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は新築戸建て住宅にソーラーパネルの設置を義務付けるべきである。是か非か」
参加者:6名

 6月の例会は、「新築戸建て住宅にソーラーパネルの設置を義務付ける」で、高校生1名と社会人5名での試合となりました。試合は、肯定側M「温暖化の抑制」は太陽光での発電はCO2の排出を抑え、将来の子供世代のために地球温暖化を遅らせることができる。これに対して否定側D「コストが掛る」では、ソーラーパネルは大きな設置費用とメンテンス費用が掛かり、さらに寿命がある、季節や設置場所の日当たりによって発電効率は大きく下がり、多くの人が採算の合わないソーラーパネルの購入を強制される。否定側の1反では、肯定側の試算には、災害によるにソーラーパネルの破損などが考慮されていない等の反論が行われた。肯定側1反では、災害に対しては保険がある、全体としては肯定側の試算がメンテンス費用も含めた試算であると主張し、重要性の「将来の子供たちに大きな影響」を強調した。2反はお互いに再反論と試合のまとめを行い試合は終了しました。判定では、審判は肯定側試算の扱いに悩んだものの、従来LLGの判定では、出された議論はそれなりに評価する立場を取っており、今回の試合でも、肯定側の試算資料についての十分な説明が欠けていたが、その点について否定側から積極的な反論が無く、試算を評価したことで肯定側の勝利となりました。
​ 7月の論題は「ベーシックインカム制度を導入すべき」で試合をします。日本では、経済学者の竹中平蔵氏がベーシックインカムを提唱したことで議論が盛り上がったようです。ここの所AIがどんどん人間の仕事を肩代わりする社会に進んでいるように思われます。ごく一部の人間とAIだけが働き、ほとんどの人間は仕事が無く生活保障を受けて暮らす社会が来るのでしょうか?どんな未来の社会に制度が有効に働くのでしょうか。ディベートで議論を楽しみたいです。ネットなどで少し調べて参加すると一層議論が深まります。

 懇親会はお蕎麦屋さんで楽しく行われました。
2023.5.12​
5月例会の記録、6月例会の予定
 
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである。是か非か」
参加者:6名
 5月の例会は、前回に続いて電子監視制度としました。高校生1名と社会人での試合となりました。試合は、肯定側はM1「社会復帰が進む」でGPSが行動を監視して自制心を高め、再犯を抑制すすことで社会復帰を進める。M2「経費の節減」はM1が起こり、犯罪が減少して、受刑者が減り刑務所の運営費が軽減され、財政難の日本の財政の助けとなる。これに対して否定側はD1「人権の抑圧」で刑を全うし償いを行った者に新たに行動を制限することは人権の抑圧といえる。D2「校正の機会を奪う」は足枷を付けることで犯罪者であることが容易にわかり再就職が難しくなり、社会復帰が難しくなる。結果として逆に犯罪が増える。否定側の反駁では、足枷が外れた後に再犯率が基に戻り、犯罪は後ろにずれるだけとの反駁があり、肯定側からは自制心を鍛え我慢ができるようになるとの反駁もありました。否定側のD2で犯罪が増える分との比較が十分ではなく、審判は肯定側が勝るとまでは言えないと判断し否定側の勝利と判定しました。
​ 6月の論題は「新築戸建て住宅にソーラーパネルの設置を義務付ける」で試合をします。小池知事は同様の政策を東京都で実施するようです。CO2の削減は世界的な課題となっています。どんな効果が期待できるのでしょうか。ディベートで議論を楽しみたいです。ネットなどで少し調べて参加すると一層議論が深まります。
 懇親会が行われましたが、残念ながら私は参加できませんでした。
2023.4.14​
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである。是か非か」
参加者:7名
 4月の例会は、高校生1名と初めてディベートを行う方を含め7名が参加した例会となりました。肯定3名、否定3名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。
 試合は、肯定側よりプランとして刑期満了後2年間監視装置を付けるとしたうえで、M「再犯防止」を韓国の事例から再犯率が大幅に低下(14%→1.7%)し再犯による被害者が救われると主張しました。それに対して否定側はD「厚生の阻害」として元々刑期満了後再犯を行わなかった86%の者が監視装置を着用することで社会復帰が妨げられ、厚生の機会を奪われ社会不安に繋がる点を主張し。さらに監視装置で2年間再犯を減らしたとしても装置を外した後の再犯を減らす効果はなく、2年間先送りされるだけで再犯を軽減する効果は極めて少ないと主張しました。反駁では、1)再犯は時間とともに減少するや2)被害者が受ける被害と犯罪者が被る負担は同等ではなく被害者の救済を優先すべき点などの議論が展開され、判定では1)については、肯定側立論で監視装置が常に監視していることが再犯を減少させる根拠と述べていることから監視装置を外した時点で再犯率はある程度の高さと判断され、2)に付いては、1)の判断より再犯被害者の減少は2年先送りされるものの大きくはなく、社会復帰が妨げられ社会不安の発生も考慮すると否定側に有利と判断され、この試合は否定側の勝利となりました。
 今回の試合では、肯定側は事前に韓国の資料などを準備されて素晴らしい立論でした。これに対して、否定側はディベート初体験の方には質疑をお願いしましたが、試合のポイントとなる点を的確に質問されました。否定側立論はプラン後の社会とさらに監視装置を2年後に外した時点での状況を区別して議論を展開し、反駁では議論がかみ合って試合が進みました。LLGのここ数年の中では、最高の出来栄えでした。
 5月の例会は、論題を今回大変盛り上がった「電子監視装置」とします。付帯事項は以下とします。※対象犯罪は性犯罪とする。※電子監視装置は移動記録を残し、移動制限地域に入った場合と取り外した場合にはブザーが鳴り、警察に情報が通知される。※肯定側は、電子監視装置の装着期間と移動制限地域を指定できるが試合開始前に公開する。
 韓国以外にも電子監視装置が導入されている国があるようです。ネットなどで調べて参加されると試合が一層楽しいものになります。
 試合後の懇親会は3名でお好み焼きを肴に楽しく話が弾みました。
 
2023.3.10​
会場:市民活動推進センター会議室
〇ディベート
論題:「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か。」 
参加者:10名
 3月の例会は、中学生2名(保護者の引率)高校生1名に社会人7名が参加して会議室がいっぱいになる例会となりました。肯定5名、否定4名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。論題は2月の例会で色々な案が出ましたが、定番の「救急車の有料化」に決まっておりました。試合は、肯定側からはM:無駄に呼ばなくなるに対して、否定側はD:救急車要請をためらうで行われました。結果は、肯定側の立論が現状の問題点を良く調べており、プランを行うことで発生するメリットが良く伝わり、また肯定側の第1反駁が要点を旨く反論したことで肯定側の勝利となりました。肯定側の立論者はディベートは2回目でしたが大変分かりやすい立論で大活躍でした。中学生高校生もそれぞれのパートを卒なくこなし大変楽しく試合が出来ました。
 4月の​例会は、例年の様にディベート甲子園の論題に挑戦します。試合後に議論しましたところ「鉄道の運賃自由化」と「電子監視制度」のどちらも難しいと思われますが、LLGで扱うには「電子監視制度」の方が扱いやすいのではないかと判断しました。大変手強い論題ですが試合を楽しみたいと思います。
2023.2.10​
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本における金銭取引は紙幣及び硬貨から、全て電子決済に移行すべきである。是か非か。」 
参加者:7名
 2月の例会は、高校生1名に社会人6名の例会となりました。肯定3名、否定3名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。論題は1月の例会で再戦の希望が出た「日本での現金の廃止」です。試合は、肯定側からはM1:貨幣製造コストが不要M2:人件費の削減に対して、否定側はD1:自然災害、D2:デジタル弱者、D3:子供の小遣いを立論で主張しました。否定側は質疑と1反の連携がよく、特に否定1反が的確な反論を行い優位に立ちました。肯定側から自然災害他に付いて反駁はあったものの、否定側2反で議論をまとめ、否定側の勝利となりました。
 今回も、ディベート初体験の方にも質疑で参加していただき大いに活躍されましたし、否定1反も初めての反駁ながら的確にパートをこなされていました。。楽しい試合でした。
 3月の​例会は、以前に何度か議論した「救急車有料化」と決まりました。コロナで救急車の出動が大幅に増えていると聞きます。有料化することでどのような社会に変わるのか議論したいと思います。
2023.1.13​
会場:市民活動推進センター会議室
〇ディベート
論題:「日本における金銭取引は紙幣及び硬貨による手段を全て廃止し、電子決済に移行すべきである。是か非か。」 
参加者:8名
 1月の例会は、高校生1名に社会人7名の例会となり、肯定3名、否定4名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。論題は日本での現金の廃止です。試合は肯定側からはM1:流通が便利になるM2:不正防止に対して否定側はD1:不正利用の増加D2:デジタル格差で試合は始まりました。立証が難しいうえに互いに反論を受け、メリット、デメリットは小さく残ったものの、審判にメリットが上回るとまでの評価は得られず、否定側の勝利となりました。
 ディベート初体験の方にも質疑で参加していただき大いに活躍されました。楽しい試合でしたが、選手の中では議論できなかった点が残りもう一度試合がしたとの意見が出て、2月も同じ論題で試合を行うことになりました。
 懇親会は4名が参加して、餃子の美味しい店で昔話に花が咲きました。
2023.1.8
第17回LLGオープンディベート大会
 
 LLGディベート同好会と全国教室ディベート連盟東海支部では、新春恒例のオープンディベート大会を今年度も開催いたしました。
 事前準備不要の個人参加によるチーム(当日編成)戦を行い、中高生の方から大学生・社会人を交えて楽しい大会となりました。
 
●主 催:LLGディベート同好会、全国教室ディベート連盟東海支部
●日 時:1月8日(日)9:20-16:30
●会 場:椙山女学園大学 星が丘キャンパス 現代マネジメント学部棟(名古屋市千種区)
●論 題:日本における金銭取引は紙幣及び硬貨による手段を全て廃止し、電子決済に移行すべきである。是か非か。
●参加者:54名(スタッフ18名)
2022.12.9​
会場:市民活動推進センター会議室
〇ディベート
論題:「日本は自転車運転に免許の取得を義務化すべきである。是か非か」 
参加者:6名
12月の例会は、高校生2名に社会人3名と観戦者1名の例会となりました。5名なので肯定2名、否定2名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。論題は「日本は自転車運転に免許の取得を義務化すべきである。是か非か」で試合は肯定側からはM「事故の削減」に対して否定側はD「生活の不便化」で試合は始まりました。否定側の反駁が肯定側のプランを否定する形になっておらず、試合は肯定側の勝利となりました。久しぶりのチームでの対戦はとても楽しかったです。
2022.11.11​
会場:市民活動推進センター会議室
〇ディベート
論題:「日本は自転車運転に免許の取得を義務化すべきである。是か非か」 
参加者:3名
11月の例会は、大学生1名に社会人2名の例会となりました。3名なので肯定、否定、
審判に分かれて試合を楽しむことができました。
 論題は「日本は自転車運転に免許の取得を義務化すべきである。是か非か」でした。
 試合は肯定側からはM「自転車事故の削減」に対して、否定側はD「自転車利用促進への
歯止め」で試合は進み、肯定側、否定側ともに議論が分かりやすく、一人でもあり
質疑から反駁が一貫して進みました。
結果は僅差ながら肯定側が全体を通じて各パートごとに少しずつリードを掴んだ形で
勝利を得ました。
2022.10.14​
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本はコロナウイルス感染症を感染症法の5類とすべきである。是か非か」 
参加者:5名
 10月の例会は、高校生1名に社会人4名の例会となりました。5名なので肯定2名、否定2名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。論題は「日本はコロナウイルス感染症を感染症法の5類とすべきである。是か非か」で試合は肯定側からはM1「社会活動の活性化」M2「社会保障費の削減」に対して否定側はD「感染の拡大」で試合は進み、否定側から現状飲食店などへの規制はすでに大きく緩和されいるとの反駁などがあり僅差ながら否定側の勝利となりました。
 次回の論題は色々な意見が出ましたが、自転車の免許義務化になりました。自転車による交通事故が話題になっています。皆さんも歩いていて自転車が危ないと感じたことがあるかと思います。ネットなどで少し調べて参加すると一段と楽しめます。
​ 懇親会は、近くに新しく出来たお蕎麦屋さんでした。おつまみも美味しくてよいお店でした。話も弾んで楽しい懇親会でした。
2022.9.9​
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである。是か非か」 
参加者:3名
 9月の例会も前回と同じで、高校生1名に社会人2名の例会となりました。
 3名なので肯定、否定、審判に分かれて試合を楽しむことができました。試合は肯定側からはM1苦痛の低減M2病床の確保に対して否定側はD自己決定の侵害で試合は進み、M1については、安楽死を望む人は少ないもののその人達に取ってはメリットが認められる。また末期患者では制度があることで前向きになれる人も存在する。
M2については、病床が空くとしても少ない数と思われた。Dについては、自己決定とは何かで議論が分かれ、否定側に立証責任があるように思われた。また圧力の原因となる経済面に関しては、肯定側の証拠資料による負担が少ないことを認め、デメリットをある程度減じた。以上の点から肯定側の勝利となりました。
 高校生はお酒の場に同行出来ないのでご辞退いただき、社会人2名で懇親会を行いました。2名での懇親会は大変珍しかったですが、しっかりと話が出来て楽しかったです。
2022.8.12​
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か」 
参加者:3名
 8月の例会は、学校は夏休みで企業も夏季休暇中の真っただ中の開催で多くの参加者を期待しましたが、残念ながら3名の参加となりました。高校生1名に社会人2名です。
 3名なので肯定、否定、審判に分かれて一人一人がしっかりと試合を楽しむことができました。試合は肯定側がM:重症化が防げるに対して、否定側はD:安心して救急車が呼べなくなるでの対戦でした。肯定側の立論は、的確な証拠資料をまじえた大変完成度の高いものでした。LLGでは久々に聞くもので審判のテンションも大いに上がりました。これに対して否定側も有料化により患者本人も周りの人も躊躇することから起こる深刻性を訴えました。2万円の有料化による人の行動予測を証拠資料を使って示した点を含めて肯定側が有利に試合を進め、反駁もそつなく進めた肯定側の勝利となりました。
 最後の感想では、肯定側の担当者は中学生の時にディベート甲子園の救急車論題で参加したと聞いて強さに納得しました。
 行動制限はないものの、懇親会は行わず帰宅しました。
2022.7.8​
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本はペットの販売を禁止するべきである。是か非か」 
参加者:4名
 
7月の例会は天気が悪いせいか参加者の集まりが悪く、常連2名の社会人に加えて、高校生と大学生の初参加の方での例会となりました。人数は少ないものの若い参加者を迎えて活気がありました。
 論題は「日本はペットの販売を禁止するべきである。是か非か」で試合を行いました。肯定側1名に対して否定側2名と審判1名で試合は進めました。肯定側はM:ペットの環境改善で社会人が一人ですべてのパートをこなされました。否定側はD:ペット事業従事者の失業で学生2名ですが高校生はディベートでの試合は初めてで、大学生のアドバイスを受けて試合は始まりました。初めて試合に出た新人の方も、質疑で的確な質問をされ第一反駁でも反論の形が整った分かりやすい議論をされました。大学生はディベート甲子園での経験もあり、しっかりと試合を進められました。試合は否定側の第2反駁で旨く試合をまとめられ、それに対して肯定側も第2反駁で反論を展開したものの否定側に押し切られた感じで否定側の勝利となりました。
 次回の論題は色々な意見が出ましたが、ここの所コロナと熱中症で出動回数が多いと聞く救急車をテーマとすることになりました。
2022.6.9​
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は新築建物に太陽光発電パネルの設置義務化するべきである。是か非か」 
参加者:6名
 6月の例会は、6名の参加となりました。常連に加えて、高校3年の新人の方と久しぶりに参加の社会人3年生での例会となりました。
---工事中------
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2022.5.13​
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は中学生以下のスマートフォンなどの使用を禁止すべきである。是か非か」 
参加者:4名
 5月の例会は常連を中心に4名の参加となりました。試合は肯定側1名に対して否定側2名と審判1名で試合は進めました。否定側は1名ながら議論が一貫している強みを生かして勝利を得ました。
2022.4.8​
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は中学生以下のスマートフォンなどの使用を禁止すべきである。是か非か」 
参加者:10名
コロナの為、今年初めての例会となりましたが、肯定否定ともに4名に審判の形で試合が出来ました。
また、久しぶりに参加いただいたメンバーも多く、中学生で参加いただいていた方で新高校生となった3名も参加頂きました。高校生活の抱負を聞いたり、初孫が出来たとの報告や、社会人2年生、3年生の話など近況を聞かせていただき大変楽しかったです。
​試合は、肯定側からは、M1事故防止、M2健康改善に対して、否定からはD1緊急時の連絡、D2情報入手が減るでの対戦でした。両チーム理論を重ね充実した試合が出来ました。結果は接戦ながら、D2に対する有効な議論が無く立論時点での評価は難しい物のわずかながら否定側がまさり勝利となりました。
懇親会は、残念ながらもう少しコロナが収まってからとしました。
2022.3.11
​ 3月の例会は、コロナに伴い中止としました。
2022.2.4
​ 2月の例会は、コロナに伴い中止としました。
2022.1.23
 第16回LLGオープンディベート大会は、コロナに伴い中止としました。
2022.1.14
​ 1月の例会は、コロナに伴い中止としました。

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