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LLGディベート同好会
2023年
2023.12.8
12月例会の記録、1月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、ライドシェアを導入すべきである。是か非か」
参加者:7名
12月の例会は、ここの所話題に上がる「ライドシェア」がテーマです。今回は、新しいメンバーを加えて7名の参加でした。今回の試合では、かみ合った議論が出来るように、準備段階で肯定側からプランを示して共有しました。試合は、M移動が楽になる、D1事故が増える、D2タクシー会社の損失で始まりました。立論は聞き取りやすく、質疑は初参加のメンバーも何に対する質問かわかりやすく進み、反駁で肯定側が資料を使ったことで対立する議論での優位性を強調し肯定側の勝利となりました。
来年1月テーマは、「制服廃止」に決まりました。ここの所何回か行いましたが、なかなか楽しい試合が出来ています。皆さん新年のディベート始めのLLGにぜひご参加ください。
2023.11.17
11月例会の記録、12月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:3名
11月の例会は、学校関連の論題が続く中で「給食の廃止」での試合でした。毎月第2金曜日に開催していました例会を今月は第3金曜日に変更したことも有ってか、社会人3名での例会となりました。
試合は、肯定側はM「多様性を育てる」で昼食の時に様々なお弁当を食べることでお互いの違いを感じ、社会に出ても違いがあることを認める人を育て、引いては日本が多様性を受け入れる社会になる。これに対して否定側はD1「親の負担増」で、給食に比べて弁当を作ることの負担がかかり、家族の不破のもとになる。D2「低所得者に大きな負担となる」は、現状では、低所得者世帯には給食費の減免措置が取られているが、給食がなくなると低所得者世帯では給食のような栄養バランスの取れた弁当を経済的に用意できなくなる。質疑反駁と試合は進みました。
結果は、M1は一部は発生するにしても大きいとまで言えず、D2は低所得者世帯では弁当を用意する費用はそれなりに大きな負担で、子供の成長に必要なバランスの取れた給食がなくなることは深刻と考えられ、否定側の勝利となりました。
12月の論題は、ここの所話題に上がる「ライドシェア」をテーマときめました。アメリカや中国ではすでにライドシェアが取り入れられていると聞きます。日本でもタクシーの空白地の解消ため一部地域で試験運用されているようです。タクシーは身近な交通手段です。一部政治家から前向きの発言をされ、ネットにも色々な意見が見られます。少し調べて参加すると一層議論が深まります。
2023.10.13
10月例会の記録、11月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:5名
10月の例会は、9月に続いて制服の廃止としました。今回も高校生1名と社会人での試合となりました。半世紀前の制服を思いだしながらの対戦でした。
試合は、肯定側はM1「個性が表現できる」で自由に服装が選べることで個性が表現でき、多様性を認めることにつながる。また、高価な制服に比べて、制服を廃止すると家計に合った安価な服を選べることで家計の負担も減る。M2「体温調節が優れている」で、体温調節に関しては、自由に服装を選択出来れば、制服が夏服、冬服と2種類に比べて勝っているのは明らかである。健康への影響を考えれば制服は廃止すべきである。
これに対して否定側はD1「学校の思い出が作れない」で、現状を制服に対する生徒のアンケートを基に、女子生徒の制服への思い入れや制服で写真に写ることで思い出が深くに残る。また、制服を着た後輩に思い出とともに親近感を持つことができる。プランを実行するとこれらが出来なくなる。D2「フォーマルな着こなしが出来なくなる」は、制服は冠婚葬祭にも使えるファーマルな服装で、毎日制服を着ることで、きちんとした着こなしが出来るようになりる、これはスーツの着こなしにつながり、企業で働く社会人には大切な知識となっている。と試合は始まりました。
質疑では、否定側の資料が制服メーカーの調査結果であることがわかりましたが、反駁で利用されず判定の評価に繋がりませんでした。
否定側1反では、M1に、制服でも個性を発揮している人もいる。M2に、制服も体温調節ができやすくなっている等の反論があり、肯定1反は、D1の女子中学生が制服で進路を選んでいる点から、逆にメリットになると主張しましたがこれに時間を使って、デメリットの個別の議論への反論が出来ずに終わりました。否定2反は全体を旨くまとめ、デメリットへの反論が無い点を指摘されました。肯定2反も各議論に付いて再反駁を含めて評価を主張しました。
判定はM1、M2ともそれなりに残るが重要性が十分に伝わらなかった。D1から逆にメリットに繋がる議論は、もとになった資料がD1の主張との関係が不明で大きく評価出来ず、D1に対する直接の反論は無くある程度の評価はあった。D2は反論もあり評価小さい。全体として肯定側が勝るとまではいいがたく大変な接戦で否定側の勝利となりました。
11月の論題は、またまた学校関係で給食の廃止です。お弁当で親子の繋がりが深まる気もします。栄養のバランスは給食が勝るのか。アレルギー対策は大丈夫ですか。大昔は嫌いなものも食べさせられましたが今は残して大丈夫なそうです。次回も身近なテーマで楽しく試合を行いましょう。ネットなどで少し調べて参加すると一層議論が深まります。
懇親会はまたしても餃子の美味しいお店で行われました。
2023.9.8
9月例会の記録、10月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は、すべての学校の制服を廃止すべきである。是か非か」
参加者:5名
9月の例会は、制服の廃止としました。高校生1名と社会人での試合となりました。試合は、肯定側はM1「効率的になる」で制服が温度調節に適さないことと、洗濯の間隔が4日と長く不衛生な点が改善される。M2「自由になれる」では、自由に服装を選択できる。所属しているコミュニティ(学校)がわからなくなり、コミュニティの不祥事等で非難を受けなくなる。制服を着た顔写真から個人が特定されることがなくなる。これに対して否定側はD1「お金がかかる」で私服の女子生徒の所持する服の枚数から金額を試算し、制服より金額が数倍となり就学できなくなる子供が出来て、国力の衰退等の深刻な問題が起こる。D2「いじめの増加」は、私服はセンスの善し悪しが現れたり、服のブランドの違いは分かりやすくいじめの発端となり、いじめが増えて就学出来なくなる子供が発生しD1と同様に深刻な問題を起こす。反駁では、否定1反は、肯定側の5つの議論に的確に反論を行った。肯定1反は全体の議論にバランスよく反論を行い。第2反駁では各議論の確認が行われ試合がわかりやすくなった。判定はM1は私服は制服に比べて温度調節の勝っているが重要性の説明がなく大きく評価できなかった、M2は否定1反で大きく減じられた評価した。D1は、反駁があったものの就学の妨げとなることがあると判断し、D2は肯定1反のいじめの発生に関する議論には再反駁があったが評価は小さく取った。試合では教育の重要性は肯定否定共に認めるところで、D1が評価され否定側の勝利となった。
10月の論題は、制服の試合が身近なテーマで楽しく対戦が行われたので、再度制服廃止としました。ネットなどで少し調べて参加すると一層議論が深まります。
懇親会は餃子の美味しいお店で行われました。
2023.8.11
8月例会
会場:市民活動推進センター集会室
参加者:2名
参加者が2名で残念ながら試合を行うことが出来ませんでした
2023.7.14
7月例会の記録、8月例会の予定
7月例会
会場:市民活動推進センター集会室
参加者:2名
7月の例会は、参加者が2名で残念ながら試合を行うことが出来ませんでしたが、古いメンバー同士で昔話が弾みました。予定していた「ベーシックインカム」は現在の国家予算並みの費用が掛かり議論を進めることが難しい点で一致しました。
8月例会予定
8月11日は祝日で午後3時からの開催予定です。論題も今回は事前の発表は行わずに当日検討して試合を行いたいと思います。しばらく参加できなかった方もお気軽にご参加ください。
2023.6.9
6月例会の記録、7月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は新築戸建て住宅にソーラーパネルの設置を義務付けるべきである。是か非か」
参加者:6名
6月の例会は、「新築戸建て住宅にソーラーパネルの設置を義務付ける」で、高校生1名と社会人5名での試合となりました。試合は、肯定側M「温暖化の抑制」は太陽光での発電はCO2の排出を抑え、将来の子供世代のために地球温暖化を遅らせることができる。これに対して否定側D「コストが掛る」では、ソーラーパネルは大きな設置費用とメンテンス費用が掛かり、さらに寿命がある、季節や設置場所の日当たりによって発電効率は大きく下がり、多くの人が採算の合わないソーラーパネルの購入を強制される。否定側の1反では、肯定側の試算には、災害によるにソーラーパネルの破損などが考慮されていない等の反論が行われた。肯定側1反では、災害に対しては保険がある、全体としては肯定側の試算がメンテンス費用も含めた試算であると主張し、重要性の「将来の子供たちに大きな影響」を強調した。2反はお互いに再反論と試合のまとめを行い試合は終了しました。判定では、審判は肯定側試算の扱いに悩んだものの、従来LLGの判定では、出された議論はそれなりに評価する立場を取っており、今回の試合でも、肯定側の試算資料についての十分な説明が欠けていたが、その点について否定側から積極的な反論が無く、試算を評価したことで肯定側の勝利となりました。
7月の論題は「ベーシックインカム制度を導入すべき」で試合をします。日本では、経済学者の竹中平蔵氏がベーシックインカムを提唱したことで議論が盛り上がったようです。ここの所AIがどんどん人間の仕事を肩代わりする社会に進んでいるように思われます。ごく一部の人間とAIだけが働き、ほとんどの人間は仕事が無く生活保障を受けて暮らす社会が来るのでしょうか?どんな未来の社会に制度が有効に働くのでしょうか。ディベートで議論を楽しみたいです。ネットなどで少し調べて参加すると一層議論が深まります。
懇親会はお蕎麦屋さんで楽しく行われました。
2023.5.12
5月例会の記録、6月例会の予定
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである。是か非か」
参加者:6名
5月の例会は、前回に続いて電子監視制度としました。高校生1名と社会人での試合となりました。試合は、肯定側はM1「社会復帰が進む」でGPSが行動を監視して自制心を高め、再犯を抑制すすことで社会復帰を進める。M2「経費の節減」はM1が起こり、犯罪が減少して、受刑者が減り刑務所の運営費が軽減され、財政難の日本の財政の助けとなる。これに対して否定側はD1「人権の抑圧」で刑を全うし償いを行った者に新たに行動を制限することは人権の抑圧といえる。D2「校正の機会を奪う」は足枷を付けることで犯罪者であることが容易にわかり再就職が難しくなり、社会復帰が難しくなる。結果として逆に犯罪が増える。否定側の反駁では、足枷が外れた後に再犯率が基に戻り、犯罪は後ろにずれるだけとの反駁があり、肯定側からは自制心を鍛え我慢ができるようになるとの反駁もありました。否定側のD2で犯罪が増える分との比較が十分ではなく、審判は肯定側が勝るとまでは言えないと判断し否定側の勝利と判定しました。
6月の論題は「新築戸建て住宅にソーラーパネルの設置を義務付ける」で試合をします。小池知事は同様の政策を東京都で実施するようです。CO2の削減は世界的な課題となっています。どんな効果が期待できるのでしょうか。ディベートで議論を楽しみたいです。ネットなどで少し調べて参加すると一層議論が深まります。
懇親会が行われましたが、残念ながら私は参加できませんでした。
2023.4.14
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである。是か非か」
参加者:7名
4月の例会は、高校生1名と初めてディベートを行う方を含め7名が参加した例会となりました。肯定3名、否定3名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。
試合は、肯定側よりプランとして刑期満了後2年間監視装置を付けるとしたうえで、M「再犯防止」を韓国の事例から再犯率が大幅に低下(14%→1.7%)し再犯による被害者が救われると主張しました。それに対して否定側はD「厚生の阻害」として元々刑期満了後再犯を行わなかった86%の者が監視装置を着用することで社会復帰が妨げられ、厚生の機会を奪われ社会不安に繋がる点を主張し。さらに監視装置で2年間再犯を減らしたとしても装置を外した後の再犯を減らす効果はなく、2年間先送りされるだけで再犯を軽減する効果は極めて少ないと主張しました。反駁では、1)再犯は時間とともに減少するや2)被害者が受ける被害と犯罪者が被る負担は同等ではなく被害者の救済を優先すべき点などの議論が展開され、判定では1)については、肯定側立論で監視装置が常に監視していることが再犯を減少させる根拠と述べていることから監視装置を外した時点で再犯率はある程度の高さと判断され、2)に付いては、1)の判断より再犯被害者の減少は2年先送りされるものの大きくはなく、社会復帰が妨げられ社会不安の発生も考慮すると否定側に有利と判断され、この試合は否定側の勝利となりました。
今回の試合では、肯定側は事前に韓国の資料などを準備されて素晴らしい立論でした。これに対して、否定側はディベート初体験の方には質疑をお願いしましたが、試合のポイントとなる点を的確に質問されました。否定側立論はプラン後の社会とさらに監視装置を2年後に外した時点での状況を区別して議論を展開し、反駁では議論がかみ合って試合が進みました。LLGのここ数年の中では、最高の出来栄えでした。
5月の例会は、論題を今回大変盛り上がった「電子監視装置」とします。付帯事項は以下とします。※対象犯罪は性犯罪とする。※電子監視装置は移動記録を残し、移動制限地域に入った場合と取り外した場合にはブザーが鳴り、警察に情報が通知される。※肯定側は、電子監視装置の装着期間と移動制限地域を指定できるが試合開始前に公開する。
韓国以外にも電子監視装置が導入されている国があるようです。ネットなどで調べて参加されると試合が一層楽しいものになります。
試合後の懇親会は3名でお好み焼きを肴に楽しく話が弾みました。
2023.3.10
会場:市民活動推進センター会議室
〇ディベート
論題:「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か。」
参加者:10名
3月の例会は、中学生2名(保護者の引率)高校生1名に社会人7名が参加して会議室がいっぱいになる例会となりました。肯定5名、否定4名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。論題は2月の例会で色々な案が出ましたが、定番の「救急車の有料化」に決まっておりました。試合は、肯定側からはM:無駄に呼ばなくなるに対して、否定側はD:救急車要請をためらうで行われました。結果は、肯定側の立論が現状の問題点を良く調べており、プランを行うことで発生するメリットが良く伝わり、また肯定側の第1反駁が要点を旨く反論したことで肯定側の勝利となりました。肯定側の立論者はディベートは2回目でしたが大変分かりやすい立論で大活躍でした。中学生高校生もそれぞれのパートを卒なくこなし大変楽しく試合が出来ました。
4月の例会は、例年の様にディベート甲子園の論題に挑戦します。試合後に議論しましたところ「鉄道の運賃自由化」と「電子監視制度」のどちらも難しいと思われますが、LLGで扱うには「電子監視制度」の方が扱いやすいのではないかと判断しました。大変手強い論題ですが試合を楽しみたいと思います。
2023.2.10
会場:市民活動推進センター集会室
〇ディベート
論題:「日本における金銭取引は紙幣及び硬貨から、全て電子決済に移行すべきである。是か非か。」
参加者:7名
2月の例会は、高校生1名に社会人6名の例会となりました。肯定3名、否定3名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。論題は1月の例会で再戦の希望が出た「日本での現金の廃止」です。試合は、肯定側からはM1:貨幣製造コストが不要M2:人件費の削減に対して、否定側はD1:自然災害、D2:デジタル弱者、D3:子供の小遣いを立論で主張しました。否定側は質疑と1反の連携がよく、特に否定1反が的確な反論を行い優位に立ちました。肯定側から自然災害他に付いて反駁はあったものの、否定側2反で議論をまとめ、否定側の勝利となりました。
今回も、ディベート初体験の方にも質疑で参加していただき大いに活躍されましたし、否定1反も初めての反駁ながら的確にパートをこなされていました。。楽しい試合でした。
3月の例会は、以前に何度か議論した「救急車有料化」と決まりました。コロナで救急車の出動が大幅に増えていると聞きます。有料化することでどのような社会に変わるのか議論したいと思います。
2023.1.13
会場:市民活動推進センター会議室
〇ディベート
論題:「日本における金銭取引は紙幣及び硬貨による手段を全て廃止し、電子決済に移行すべきである。是か非か。」
参加者:8名
1月の例会は、高校生1名に社会人7名の例会となり、肯定3名、否定4名、審判に分かれて試合を楽しむことができました。論題は日本での現金の廃止です。試合は肯定側からはM1:流通が便利になるM2:不正防止に対して否定側はD1:不正利用の増加D2:デジタル格差で試合は始まりました。立証が難しいうえに互いに反論を受け、メリット、デメリットは小さく残ったものの、審判にメリットが上回るとまでの評価は得られず、否定側の勝利となりました。
ディベート初体験の方にも質疑で参加していただき大いに活躍されました。楽しい試合でしたが、選手の中では議論できなかった点が残りもう一度試合がしたとの意見が出て、2月も同じ論題で試合を行うことになりました。
懇親会は4名が参加して、餃子の美味しい店で昔話に花が咲きました。
2023.1.8
第17回LLGオープンディベート大会
LLGディベート同好会と全国教室ディベート連盟東海支部では、新春恒例のオープンディベート大会を今年度も開催いたしました。
事前準備不要の個人参加によるチーム(当日編成)戦を行い、中高生の方から大学生・社会人を交えて楽しい大会となりました。
●主 催:LLGディベート同好会、全国教室ディベート連盟東海支部
●日 時:1月8日(日)9:20-16:30
●会 場:椙山女学園大学 星が丘キャンパス 現代マネジメント学部棟(名古屋市千種区)
●論 題:日本における金銭取引は紙幣及び硬貨による手段を全て廃止し、電子決済に移行すべきである。是か非か。
●参加者:54名(スタッフ18名)
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